「技能実習」とは名ばかりの単純作業

昨年の秋ぐらいから、僕の働いている自動車部品工場へ中国人技能実習生4名が働いている。全員男で20代です。

 

とても仕事のスピードが速く、気のいい好青年ばかりです。

みんな背が高いです。180ぐらいあるでしょうか。以前来ていたベトナム人実習生たちは小柄だったので、その違いに驚いています。

 

良い人ばかりですが、それだけに少なからず心配してしまいます。

 

というのも 彼らは「技能実習生」として来日していますが、実際に行なわれている工場での仕事は単純作業そのものだからです。

 

社員総勢30人くらいの自動車部品を製造する工場なのですが、やる仕事は、部品を機械にセットして起動ボタンを押すと、溶接機が自動で部品を溶接してくれる、というものです。

溶接し終えた製品は作業者が目視してパレットに入れて、再び部品を機械にセット、ボタン押す、その繰り返し、延々、繰り返しです。

 

この仕事では全然、「技能」なんて学べません。単純作業です。

 

強いて言うなら、手足を動かすスピードが速くなったり、足腰が強くなったりする程度でしょうか。

 

中国人の方々が日本へ技能や技術を学びに来た、ということならば、気の毒です。

「想像していたものと違う」「こんなはずではなかった」という心境ではないだろうか。

彼らとは話す機会があまりないのでその辺の真意は分かりませんが。というか怖くてあまり聞けません。

 

お昼休憩はみんな食堂へ移動して昼食を取ります。食堂にはテレビがあり食事中は付けっぱなしになっています。

その時にニュースやワイドショーなどで「技能実習生」について放送されることがあります。

「給料が不当に安い、摂取された」「話が違う。技能を学びにきたのに福島で除染作業をさせられた」「もう日本には行きたくない」

そういう時は、テレビがそのような物騒な内容を放送しているなか、日本人中国人みんな黙々と食事をとっています。

彼らは簡単な日本語なら理解できるのでテレビの内容も理解しているはずですが、日本人中国人とも聞いてないふりをして黙々と食事を取っています。

僕自身「誰かチャンネル変えてくれないかな」「テレビ消してくれないかな、僕が消してくるかな」と思いつつも、何か不自然な行動に躊躇して、黙々と食事を続けています。みんなも薄々思っているのではないだろうか。

 

僕の勤めている自動車の部品工場は今までベトナム人と中国人の「技能実習生」を受け入れてきました。

しかし、実際には技能とは名ばかりの、単純作業を延々と繰り返しやらされます。日本人にはボーナスが支給されますが、彼らには支給されません。

技能実習生の待遇について後々、会社にたいして問題になるのではないでしょか。

平社員の現場作業員である僕にはどうすることもできない。気の毒だなとおもいます。

 

 

 

 

 

 

 

「孤独が素晴らしい」のは、有名人や社会的地位が高い人間だけ。

『「さみしさ」の研究』を読んだ。

 

著者であるビートたけしの「老後」や「孤独」に対する物事の考え、人生観、思想などが綴られている。

 

2019年現在、「老後は素晴らしい」「孤独は己を成熟させるチャンスだ」というような内容の本や書籍が本屋に溢れているが、著者ビートたけしは、それら文言を妄信すべきではなく、「老い」と「孤独」は残酷だ、そもそも「素晴らしい老後」など存在しないと説いている。

そして老人は若者に媚びず、ヒンシュク上等で余生を楽しみ、「いいジジイになろう」なんて考える必要はない、理想は葬式で「やっと死んでくれた」と拍手喝采が起こることだ、などのジジイ論を演説している。老人の生活の仕方や自己を客観視する力が必要と説かれている。

 

さらに「友の死」について。松方弘樹大杉漣星野仙一さくらももこ樹木希林西城秀樹、果てはビッグバンベイダーらに対しての、ビートたけしの想いが綴られている。

 

僕はビートたけし信者でもないし、彼の思想を全面的に肯定するわけではないが、それでも、71歳の、一流芸能人の考え方はとても参考になるし、今後の人生に役立てていきたいとおもっている。

 

 

 

 

 

 

 

学生時代の友人をネットで検索してみた。

みんな、今、何してんだろうな。

そうだ、ネットで検索してみよう。

 

少々、悪趣味な考えだが、学生時代の、そして今は疎遠になってしまった、かつての友人の現在を知りたくて、覚えている友人達の名前を片っ端から検索してみた。

すると、なんと同級生のTくんは某自動車メーカーのディーラーになっていた。

 

Tくんは僕と同い年で小、中学校が同じだった。お互いの家が近くて徒歩5分のところにあり、ほぼ毎日、一緒に登下校していた。

しかし高校は別になってしまい、それからさっぱり疎遠になってしまった。

 

考えてみれば不思議だ。家が近くてほぼ毎日一緒に登下校していたのに高校へ進学してから急に会わなくなってしまったのだから。特に喧嘩した、というわけでもない。

 

ただ、僕もTくんもどちらかといえば物静かな性格をしており、周囲の人間と積極的にコミュニケーションを取るタイプではなかった。

 

Tくんは中学生の時に、当時話題になっていた「エヴァンゲリオン」に熱中しており、登場人物の言動をしょっちゅ真似していた。授業中や休憩中関わらず、デスクの上に両肘を置いて口元を隠しながら一人でぼそぼそ何やら呟いていた。紙の余白にエヴァのイラストを頻繁に描いていた。

 

そういえば、Tくん。将来はアニメーターになりたい、って言ってたなぁ。

 

エヴァンゲリオンみたいな作品を世の中に発表したいと言っていたなぁ。

 

そんなTくんをつい先日、某自動車メーカーの販売店のホームページで見つけた。場所は僕らの地元の市内だ。

 

約20年ぶりの「再会」

HP内の「スタッフ紹介」の項目にTくんのスーツ姿の笑顔画像が記載されていた。良い意味で面影が残っており、見た瞬間、すぐにTくんだと気が付いた。

そうかぁ、車のディーラーになっていたのか。

 

しかし、これは余計なお世話だけれど、大丈夫なのかなぁと心配をしてしまう。

車のディーラーや販売員の仕事のことはあまり知らないが、果たして物静かだったTくんに務まるのかなぁ、と失礼無礼不躾な不安を感じてしまう。

 

学生時代は僕の数少ない友人の一人だったTくん。近況を知れて良かった。何だか不思議とテンションが上がった。近々、その販売店を覗いてみようかなと思っている。社会人になったTくんと再会できるのが楽しみだ。

 

 

幼馴染のHくんは中学校の英語の教師になっていた。

つい先日、何気なく何となく意味もなく、学生時代の、そして今は没交流である、友人達の名前をネットで検索していた。

そうしたら、何と、同い年で幼馴染のHくんが、現在、中学校の英語の教師をしていることを突き止めた。

ネットに公開されている某中学校の「PTA広報」なるものに掲載されておりました。顔写真もバッチリ。とてもまじめでキリリとしておりました。

社会進出しているなぁ。立派なものですよ。

Hくんの実家は僕の家から徒歩3分の場所にあります。これまた、つい先日、僕の父がたまたま帰省中のHくんとたまたまばったり会って少し談笑したとのこと。

その話によるとHくんは結婚して子供がいるそうです。

凄いなぁ。生活が充実していて、人生を切り拓いている感を受けます。

特に妬みとかはありません。子供の時からHくんは、友好的で気づかいが出来て、要領が良かったから、立派な職業に就いている事になるほど納得してしまいます。

Hくんの近況を知れて、何だか力が湧いてきました。僕なりに頑張っていこうと思います。

 

夜勤 誰とも会話しないまま終了する

僕は工場で働いております。

夜勤の場合は夜8時から翌5時までとなっております。

夜7時40頃には会社に到着して、日勤のリーダーからの指令や引き継ぎを受けます。

そして夜勤に入るわけですが、その日の仕事内容やポジションによっては誰とも会話せずに仕事が終了する場合があります。

現在、夜勤は3人態勢で行われていますが、それぞれ別の独立したポジションを担当しているので会話しないし、する必要がありません。

夜8時から翌朝5時まで、3人とも無言のまま、黙々と単純作業をやり続ける。休憩時間もそれぞれ別個の場所で休むので談笑することもありません。

人によってはそれが苦痛に感じる場合もあるようです。「今日、まだ誰とも会話していないよ。」と嘆く人もいます。「人が少なくて何だか寂しい」と訴える人もいます。

しかし僕にとっては逆にとても気楽です。誰にも邪魔されずに他人と会話する必要もなく黙々と自分のペースで黙々と作業することができる。ある意味,理想の労働環境ではないでしょうか。

欲をいうならば、「これが日勤であればなぁ」ではないでしょうか。夜勤は体に負担がかかります。かといって日勤では作業者人数がとても多くて人間関係上のストレスを感じることがどうしてもあります。

誰とも会話せず仕事を終えると何だか時間の進みが速く感じます。あっという間に仕事が終わったような感覚になります。

 

夜勤に入る時の気の落ち込み

僕が勤めている工場は日勤と夜勤があります。

一週間ごと交互に入れ替わります。

時間は日勤8:00-17:00 夜勤は20:00-5::00です。

夜勤が始まる月曜日の昼間。とても気分が落ち込むのです。

嫌だなぁ。辞めたいなぁ。死にたいなぁ。

顔の表情が自然と引きつって、何もしたくなくなり、鬱状態になります。

なぜそんな状態になるか、というと総じて「仕事が嫌だから」ということになるわけですが、自分でも意外なぐらい気分が落ち込むのです。

日勤の時はさほど嫌な気持ちにはなりません。精々「面倒だな、早く帰りたいなぁ」と思うくらいです。

ということは、深夜に寝ないで働く、ということが肉体的にも精神的にも負荷を掛けているのかな、と自分なりに解釈しております。

いや、本当に夜勤初日の月曜日の昼間は気分が落ち込みます。精神科を受診しようかな、カウンセリングを受けようかなとウジウジ思い悩んでしまいます。

それでも、実際に会社へ出勤して業務に就くと、割と昼間に感じていた鬱積していた気持ちは何処かに消えてしまいます。

そして仕事が終わると解放感が凄まじく、一気に爽状態になります。我ながらとても不思議です。

原付のグリップヒーター

朝と夜が寒くなってきました。原付で通勤している僕にとっては辛い季節です。

勤め先の工場が人里離れた山奥にあります。通勤に1時間ぐらいかかります。

以前は手袋を2重にしていましたが、それでも手が冷えてしまい、痛さに悶絶し、耐えきれない時は道脇に停車して、カイロや肌で手を温めていました。

そんな時に、同じくバイク通勤している同僚から「グリップヒーター」の存在をしりました。

恥ずかしながら30数年間生きていて「グリップヒーター」の存在を知りませんでした。

ちなみに「グリップヒーター」とは、僕の解釈では、「ハンドルに貼り付ける電気式ホッカイロ」です。

さっそく4000円ほどの物を購入して、取り付けてみました。

結果、通勤が大分楽になりました。完全に寒さをしのげるわけではありませんが、もう手袋を2重にはめる必要はありません。薄い手袋で十分です。