深夜徘徊

僕がいま勤めている工場は、日勤と夜勤の交代制だ。

日勤は8:00-17:00だが、定時で帰れる時は滅多にない。

夜勤は20:00-5:00

夜勤は残業こそないが睡魔というか、睡魔に伴う体への倦怠感との闘いだ。

その感覚と少しでも有利に戦うために夜勤が始まる週の前日、つまり日曜は夜更かしをする。夜通し寝ないで体を慣れさせて明日から(月曜日)の夜勤に備えるのだ。

ただ家の中にいてネットやゲームをしていてもどうしても、うとうと舟を漕いでしまう。

そこで眠気覚ましに散歩をしている。深夜に外出して自転車で近隣住民を散策している。

今の季節ではかなり寒いので厚着しているが、それでも気分がスッキリするものだ。

日曜の深夜ということもあり、人なんかほとんど歩いていないし、車も滅多に走っていない。日中は通勤帰宅ラッシュで混雑している道路もスカスカだ。

そんなひっそりとしている街中を一人自転車でスイスイ進んでいると意外にもストレス解消になるものだ。

散歩するエリアは家の近所やら駅の周辺や少し離れたかつて通っていた高校まで様々だ。

自転車は時間は掛かるが案外遠くまで漕いで行っても疲れない。風が強い時は別だが。

そしてこういう時に便利なのが、24時間営業のコンビニだ。深夜に飲むコーヒーは不思議に美味く感じる。

「おもしろきこともなき世をおもしろく」 嫌だ嫌だ、と嘆くだけでなく何か無理やりにでも楽しみを見つけなくてはいけない。

そういうことで、夜勤が始まる前日の、体調管理のために行なう深夜徘徊が最近楽しみになってきた。待ち遠しくなってきた。