本音で生きる 堀江貴文 を読んだ感想

この本に書かれている大まかな概要は以下の通りである。 

 

思っている事は遠慮しないで相手に言おう。

陰口や仲間外れは無視しろ。

「お金がないからできない」「時間がないからできない」「自分には才能がない」と         いう言い訳はやめろ。とりあえずやってみろ。

仕事も家庭も趣味もバランスの取れる生活は不可能だ。仕事が充実すれば家庭は疎かになってしまうが、それはしょうがない。

「孤独が不安」という理由で結婚はしいほうがいい。

プライドのないバカが一番強い。

ノリのよさでチャンスをつかめ。

「最適化」を繰り返せ。無駄がないか常に問いかけろ。

隙間時間はスマホを使って有効な時間に変えよう。

自分の能力には限界があるので、積極的に外注しよう。

いろいろな情報を浴びよう。

成功している人の真似をして自分なりに改善していこう。

何をすれば相手が喜ぶのか考えて尽くす。それは後に自分に返ってくる。

この世の中でもっとも貴重な資源は、時間。 

結局世の中には「やる奴」と「やらない奴」。

 

以上がこの本の大まかな概要だ。

はっきりいってこれらの事は巷にあふれている自己啓発本やビジネス書に記載されている内容だ。概要だけで判断すると目新しいものは、ない。

しかし僕はけっしてホリエモンさんを卑下しているわけではない。

きっと世の中の成功者の方々は特別なことはしておらず、シンプルな努力の積み重ねで地位を築いたのだろう。

この本にはホリエモンさんの思考や考え方や実体験が記載されており、僕の要領の悪い頭では1回読んだだけでは完全には理解できない。繰り返し繰り返し読み込み、さらに月日を経て色々な経験をした後に再度本書を読み返した結果、「なるほどな」「そういうことだったのか」とようやく著者ホリエモンさんからのメッセージを受け取ることができるのではないだろうか。

そのなかでも僕の胸に強く響いた箇所が二か所ある。

一箇所目はP93の『「自分がバカ」であることを知っている人は、強いのだ』の箇所だ。記述されている事柄に深く共感してしまった。ほぼ同じ体験をしたことがあるのだ。

自動車部品製造の夜間勤務時に機械が突然動かなくなってしまったことがある。いつもはチームリーダーに修理してもらうのだが夜勤帯はいない。そこですぐの別の機械に詳しい社員に助けを求めれば良かったのだが、その社員というのは僕よりも年下なのだ。

年下に助けを求めるのは何となくかっこ悪い、と変なプライドが働いてしまい、何とか自力で解決策を探そうと思ってしまった。

機械故障の原因を僕なりに見当をつけてその箇所のセンサーを交換したのだが機械は作動しなかった。結局しかたなしに年下の社員に相談すると彼はものの5分ぐらいで原因を探り当てあっさり機械を復旧させてしまった。僕は30分ぐらい悪戦苦闘したというのに。

不得意なことはあまり自分だけでは手を出さずに機械に詳しい人間(たとえ自分より年下でも)に教えてもらって直した方が良いという教訓になった。本にも似たような内容が記載されていて驚いた。変なプライドは捨てたほうがいい。

本の内容で胸に強く響いたもう一か所はP186の日本の大学批判だ。僕は地方の私立大学を卒業したが、得られたのはまさに大卒の学歴だげで、得られた知識はほとんど活用できていない。とても共感できる考えであり、大学生活を無為に過ごしてしまった自分が何となく救われたような気がした。

この本を読み終えてみると不思議と自分の中の何かが変わっていくような気がしてくる。人生を変えるのに必要なのは、ノリとやる気なのだ。