スズイチのブログ

失敗しても言い訳しない、なるべく

15年飼っていた犬が死んだ。

4月某日。15年飼っていた犬が死んだ。老衰だった。

死ぬ1週間前からエサを食べなくなり寝たきりになった。そのまま昼夜を問わず、突発的に鳴き声を上げてるようになった。理由はよく分からないが、犬なりに体調の悪さを僕たち人間に訴えていたのだろう。

不思議なのはエサを全く食べなくても、犬はうんこをしていた。下痢状態でかすかに赤みを帯びていた。僕は獣医ではないから詳しい事は分からないが、あれは内蔵の一部が含まれていたのではないか。

もう長くない。覚悟はしていた。

4月某日の昼、午前11時50分ごろだろうか、玄関で寝たきりの犬が「クゥーン」と鳴き声を上げた。

僕は居間にいたのだが、いつもとは何となく違う調子の鳴き声であり、胸騒ぎを感じて慌てて玄関に向かった。僕の親父も駆け寄ってきた。

すると犬は2、3回呼吸をすると動かなくなってしまった。

そのまま死んでしまった。

幸運な点は犬の最後を僕と親父で看取ることが出来たこと。夜中に犬が人知れず死んでしまったらあまりに可哀そうであり、空しすぎる。犬は僕と父の前で眠るように死んでしまった。

次の日にペット専門の火葬車を自宅に呼んで、近くの河川敷で火葬してもらった。

約2時間後に父と共に納骨をした。顎や背骨など何となく原型を留めている部分や、尻尾の骨など係員が教えてくれないと気付かない部分もあった。最後に喉仏の骨を骨壺に入れて、納骨は終了した。

その後は玄関の片付けをした。犬のために新聞紙やマットを敷いていたのだが、もう必要ないので撤去した。玄関がスッキリしたが、何だか寂しい。

犬が元気な時は、休日は散歩を1時間あまりしていた。ちょっとした空き時間などは犬と戯れたりした。外へ出掛ける時や帰宅した時は犬に声を掛けたり撫でたりしたが、そういうことも出来なくなってしまった。

15年近く一緒に暮らしていて、犬との交流が完全に生活の一部になってしまっていた。この喪失感はしばらく癒えることはないだろう。